2025年 なぜ米の値段が上がったのか、今後の米の値段はどうなる?予想
日本国内の米価格は、2024年の猛暑による収穫減少や観光客の増加、流通の混乱などが重なり、過去最高水準に達しました。2025年5月現在、5kgあたりの平均小売価格は約4,200円と、前年の約2倍に上昇しています。
今後の米価格の見通し
2025年夏まで(短期)
政府は3月から7月にかけて、備蓄米を計60万トン市場に放出する計画を進めています。これにより、5月以降に価格が一時的に下落し、5kgあたり3,500〜3,700円程度まで下がる可能性があります。しかし、流通の遅れや卸業者の在庫調整により、価格の安定には時間がかかる可能性も指摘されています。
2025年秋以降(中長期)
秋の新米収穫が順調に進めば、5kgあたり3,500〜3,800円で安定する見込みです。農林水産省の見通しでは、2025年産の主食用米生産量は前年と同水準の683万トンとされており、供給面での大きな問題はないとされています。
ではなぜ米の値段がこんなに高騰しているのかといいますと、
農協(JA:農業協同組合)が間接的に関与している可能性があります。
1. 米の集荷と流通の調整
農協は全国の農家から米を集荷し、卸業者やスーパーへの流通を担っています。その過程で、以下のような影響があります。
販売量の調整:需給バランスを見ながら市場に出す米の量を調整しており、価格安定の役割も果たしますが、流通量が絞られると価格が上昇することも。
2. 価格交渉の強さ
農協は規模の大きさゆえ、卸や小売に対して強い交渉力を持っています。これにより一定の価格維持がなされる反面、需給ギャップがあると価格の硬直化が起きやすくなります。
農協が主因ではない理由も!
● 最大の要因は「2023〜2024年の猛暑」
気象庁も認める異常高温が全国的に続き、収穫量が大幅に減少。この天候リスクが価格上昇の最大の要因です。
● 需要の増加
訪日外国人の増加による業務用米の需要拡大
コロナ後の外食回復に伴う急激な需要増
● 輸送や人件費の上昇
トラック運転手不足や物流コストの上昇も、小売価格を押し上げています。
今後の暮らしがどうなっていくのか、とても不安な世の中ですね。